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和の心
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茨姫
茨木市のまちおこし公演として「茨木童子(いばらきどうじ)」に纏わる物語を、時代考証を行った上で新解釈の歴史ファンタジーとしてお届けした作品です。
茨木市には平安時代に茨木童子という鬼がいた伝承が残っており、酒呑童子との関係が深く、茨木市のメインキャラクターでもあります。
茨姫の物語が生まれたきっかけは、私を育んでくれた茨木への愛、そして大阪Loveがベースにあります。2003年頃から茨木に何か恩返しができないかと考え始め、行きついた答えの一つが茨木童子を広く日本へ、そして世界へと広めることでした。点を線でつなぎ、一つの円、縁とすることで、鬼文化を国内外へ発信するために、鬼ネットワークの構築という方策を進めることにしたのです。
茨姫の物語は、愛(家族愛・血のつながりを超えた想い)をテーマとしています。そして、茨姫シリーズは、おおよそ1500年の年月に及ぶ物語です。連なる想いを感じて頂けましたら幸いです。
あらすじ
孤高の少女、茨木童子は、祖国を復興させるため、大江山を縄張りとする酒呑童子一党の元へ向かう。
噂とはまったく違う彼らの様子に驚く茨姫。
茨姫の純粋な心の有り様に触れるうち、酒呑童子一党に家族の一員として迎えられることとなるが……。
茨姫
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